キャンプでは料理をする時や食器を洗うときなど、何かと水を使いますよね。
オートキャンプだとキャンプサイト内に流し台が付いていることもありますが、ついていない場合は水を使う際にはサイトから離れた炊事場までいかなければいけません。
水を使うたびに炊事場までの移動は大変ですよね。そんな時に活躍するのがウォータータンク。
ただ、ウォータータンクがあっても最初に水を汲みにいく必要があったり、タンクが大きいためかさばってしまい運搬が大変など問題もいくつかあります。
実際にウォータータンクはキャンプに必要なのか解説していきますね。
キャンプで水を使うのはどんなシーン?
キャンプ中に水を使うシーンといえば、料理をするときや食器を洗うとき、手を洗うときが多いですね。
ただ、洗剤やハンドソープを使った後の水はそのまま地面に流すのではなく、水受けを設置するなどする必要があります。
水をそのような形で使う時には炊事場で行う必要がありますが、手を水洗いするなど以外のシーンだとウォータータンクを活用できます。
ウォータータンクをキャンプで使うメリット
- 水が欲しい時にわざわざ炊事場に行かなくて済む
- 湧き水などがある時には飲料水としてキープできる
- いざという時に火消しできる
一番のメリットは、水が欲しくなるたびに炊事場に行く必要がないということですね。サイトから炊事場までは距離があることが多いですし、夜だと行き来するだけでも大変です。
また、キャンプ場やその周辺で名水や湧き水などがある際には、タンクがあると飲料水として持ち帰ったり、キャンプで活用することができるので便利です。
最後に、もしキャンプ中に火が衣服や周囲の草木に燃え移った時にウォータータンクに水があると火消しに利用できます。
ウォータータンクをキャンプで使うデメリット
- 運搬時に幅をとる
- 炊事場からサイトまで運ぶのが大変
まず、ウォータータンクは容量が大きいとそれだけ運搬時に幅をとるので、荷物が多いキャンプでは少し邪魔になることがあります。しかし、このあとでも詳しく説明しますがウォータータンクには折りたたみができるタイプのものもあるので、それだとコンパクトで運搬も楽です。
最後に、仕方ないことではありますが、炊事場で水を汲んでサイトまで運ぶのが大変なこともデメリットの一つに挙げられます。ただし、台車やキャリーワゴンなどを使うと女性でも運搬できるのではないでしょうか。
ウォータータンクの種類について
ウォータータンクには折りたたみができるものとできないものがあります。
以下のようなタイプのウォータータンクは折りたたみできません。ただし、丈夫ですし、しっかりと自立するので使いやすいですね。
以下のようなタイプが折りたたみができるものになります。価格も上記のタイプのウォータータンクよりも安くて、たたむとコンパクトです。
ウォータータンクは一つ持っておくと便利
ウォータータンクはデイキャンプ程度なら必要ないかもしれませんが、キャンプする際にあると水のために炊事場に行く必要がないのでとても楽です。
あとは、どのタイプのウォータータンクを使用するかでキャンプでの使いやすさも異なってきますね。運搬を重視して折りたたみにするか、丈夫なハードタイプのものにするか。
キャンプやアウトドアで何度も使うのであれば丈夫なタイプのタンクを選んだ方が良いでしょう。