近年、アウトドア人気に火がついて、キャンプを始める人が増えてきています。
しかし、それと同時に問題となっているのが、「利用者のマナー違反」
モラルのない人によって、せっかく楽しいキャンプの思い出が「もう行きたくない」に変わってしまうのはとても悲しいことです。
しかし、ルールを知っていないと、自分が「加害者」になる可能性もあります。
今回は、特にキャンプを始めたての人・これからキャンプを始めようと思っている人に知ってほしい「キャンプ場でのルールやマナー」についてお話ししていこうと思います。
ゴミは持ち帰るもの
基本的にゴミは持ち帰るものとされています。
キャンプ場によっては、ゴミ捨て場が設けられているところもありますが、なかには「燃えるゴミのみ捨ててOK」など全てのゴミを捨ててはいけない場合もあるので、必ず「大きなゴミ袋を複数枚」持っていくようにしましょう。
必ずゴミ袋を持参!ゴミの分別もしっかり行おう!
直火NG!焚火台を使う
全国的に直火(地面に直接薪などを置いて火を起こすこと)を禁止しているキャンプ場が増えています。そのような場所での直火は当然NGなので、火を起こしたい場合には「焚火台」を使用しましょう。
また、使用後の処理についても注意が必要で、火を起こした後に出た灰は必ず指定された場所まで捨てに行かなければいけません。
直火OKな場所であっても、灰を放置することはマナー違反なので、最初から焚火台を使っておいたほうが後片付けが簡単に出来るためオススメです。
焚火台は一つ持っておくと便利!
騒音は大迷惑
キャンプを楽しむ方法として、自分の好きな音楽を流しながら過ごす人がいますが、その音量が大音量であれば当然他のキャンパーさんはいい思いをしません。
音楽を流したいのであれば、自分のサイト内でおさまる音量にすることが重要です。
また、お酒を飲んで楽しくなるあまり、大声で話したり歌ったりする人もいます。明るい時間であれば特に気になりませんが、夜中に騒いでいると寝ている人の迷惑になるので、話し声の音量にも気をつけましょう。お酒の飲みすぎにも注意が必要です。
相手の気持ちになって、音のボリュームには気をつけること。
共同スペースを独占しない
キャンプ場では、炊事場やトイレが共同であることがほとんどです。
たくさん洗い場が設置されている場所であっても、自分たち専用のシンクとして場所取りをするなどは絶対にしてはいけません。
また、ウォータータンクと水受けバケツのセットを持っていれば、洗い場が常に混んでいたり、サイトから遠い場所にあったとしても、いちいち炊事場まで行かずに水が使えるのでとても便利です。
利用者全員が気持ちよく過ごせることが大切!
まとめ
キャンプ場のルールは必ず守ろう
キャンプ場によって「ゴミの捨て方」「消灯時間」「その他独自の決まりごと」などルールは様々です。上記で述べた4つのマナーは必要最低限守った上で、利用するキャンプ場で定められたルールも必ず守ることが必須です。
来た時よりも「キレイに」
「自分だけいいや」とルールを守らなかったり、「少しくらいならバレないだろう」とゴミのポイ捨て、施設を雑に扱う人などが増えてくると、いつかキャンプ場が閉鎖されてしまうかもしれません。
そうならないためにも、一人ひとりが「来たときよりもキレイにして帰る」ことを意識し、マナーを守ることで、みんなが楽しく快適に過ごすことが出来ます。
ルールを守り、思いやりのある行動を心掛けましょう。