ちょっとした料理をしたい時、お湯を沸かしたい時にあると便利なのがシングルバーナーですよね。
シングルバーナーはアウトドアメーカー各社が販売していますが、イワタニの「コンパクトジュニアバーナー」は大手メーカーのものでありながら、非常に安価なためとても人気があります。
実際に、利用している中での使用感や合わせて持っておくと良い道具などを紹介していきます。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーについて
イワタニのジュニアコンパクトバーナーは、店舗によって異なりますが約4000円ほどで購入できるためキャンプ・アウトドアビギナーに人気があります。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーのメリット
CB缶(カセットボンベ)で使える
シングルバーナーで使う燃料にはOD缶とCB缶の2種類があります。
OD缶はキャンプ用品店でよく見かける以下のような燃料缶のこと。
もう一つのCB缶はカセットボンベの略で、よく見慣れた以下の燃料のことです。
イワタニのコンパクトジュニアバーナーはCB缶で使えるので、コストも安くて利用しやすいです。もし燃料切れになってもスーパーやホームセンターに行けばすぐに購入できるのも利点の一つですね。
OD缶はアウトドアグッズを扱っているところでしか購入できませんし、CB缶に比べると高価です。
コンパクトで持ち運びに便利
収納時のサイズは幅82×奥行68×高さ109mmとコンパクトで、手のひらに乗るほどのサイズです。
丈夫な箱型のケースも付いているので、ハードに扱っても壊れる心配はありません。また、大きめのクッカーの中に収納することも可能。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーのデメリット
使用中の安定感に欠ける
バーナーの脚の部分は安定感がなくてガタつきやすいので、隙間があるアウトドアテーブルやフラットではないところでの使用には向いていません。
また、五徳の部分も鍋やスキレットを乗せる際に安定しづらいです。軽いものを乗せるぐらいならいいのですが、多量の水を使ってお湯を沸かすときのように重心がしっかりと定まらないものを乗せるときにはヒヤヒヤします。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーと一緒に使いたいもの
このジュニアコンパクトバーナーはカセットボンベで使えるのでコスパが良く便利な反面、輻射熱(鉄板や鍋の熱がカセットボンベに伝わること)で爆発の危険性もあります。
それを防げるのが遮熱板。遮熱板はバーナーの形にフィットしたものでなければいけませんが、イワタニのバーナー専用のものが販売されています。
鍋でお湯を沸かす程度や少し炒め物をする程度なら問題ないですが、それでも遮熱板は持っておく方が安心でしょう。1000円台で購入できます。
また、ジュニアコンパクトバーナーのデメリットでも説明したように、鍋を置いた時の安定感に欠けるので安定させるためのバーナーパッドもあると使いやすくなります。
ただし、これはバーナーパッドではなく100均に売ってある小さめの網でも代用することができます。バーナーパッドに比べると熱効率は悪くなりますが、あまりお金をかけたくない人にはおすすめです。
【まとめ】安価にシングルバーナーを購入したい人におすすめ
キャンプに行くと炭火での調理が中心だと思いますし、しっかりと料理したいときにはツーバーナーのようなものを使うと思いますが、シングルバーナーは持ち運びも楽でコンパクトなので車中泊で車内での利用をするときや野外でのちょっとした時の料理にはとても使い勝手が良いです。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーは、自宅にすでにカセットボンベがある場合は新しく燃料を買う必要がないですし経済的です。
1,2回使用したぐらいでは、カセットボンベのガスもさほど減らないですし、イワタニカセットガスを使用した時には約120分使えるとメーカーも公表しています。もちろん使用量にもよりますが、1本のカセットボンベでキャンプ5回分ぐらいは使えるのではないでしょうか。