実際にキャンプ場へ行ったり、SNSを見ているとほとんどの人がタープを持っていますよね。しかしキャンプを始めたばかりだとテントも買って、他のキャンプギアも買って、そこにタープを買って、、、となるとかなりの出費になってしまいます。
そこで今回は
- どうしてみんながタープを持っているのか?
- タープがないとキャンプは成り立たない?
について説明していきます。
タープを買うべきかどうか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
タープの役割
日除けになる
タープを張ると、紫外線から肌を守り熱中症になることを防ぎます。特に夏場は炎天下の中で作業するには危険なので、影を作って涼しくするにはちょうどよいアイテムです。また風通しがよく、涼しい風が吹き抜けていくので開放感もあって心地よくなります。
雨から守ってくれる
突然雨が降ってきた時にタープがなければ、人も荷物も濡れてキャンプどころでは無くなってしまいます。しかし、タープがあると、屋根のように雨から守ってくれるので雨でも関係なくキャンプができますし、荷物が濡れるのを防ぎます。
プライベート空間が作れる
テントだけではどこまでが自分たちの空間か分かりにくいですが、タープがあることで一気に「自分たちのサイト」として締まって見えるようになります。また、ヘキサタープなどは様々な形に変えることができるので、「人の視線が気になる」という人は自分たちだけのプライベート空間を作ることも可能です。
タープがいらないとき
冬のキャンプ
一見タープは形を変えれば「風も防げる」と思ってしまいますが、イメージとは反対にとても風通しがよくなります。そのため、冬のキャンプに使用すると、風が吹き抜けて余計に寒く感じてしまいます。ただし、冬にタープを使うのであれば「スクリーンタープ」のような全方位の風を防ぐことも可能なタープが最適です。
キャノピー付きテント
キャノピー(前室)付きのテントは、ポールでフライシートを持ち上げれば屋根が作れるので、これがあれば最悪タープがなくても問題ありません。ただし、タープに比べると空間が狭いので、雨が降ってきた時に荷物を全部キャノピーの下に置こうとしてもはみ出てしまう可能性もあります。
2ルームテント
2ルームテントはリビング部分とテントが繋がっており、側面はメッシュがついているため夏場は涼しく、冬場はメッシュを下ろせば風を防いで暖かく過ごすことができます。もちろん屋根もあるので雨が降ってきても大丈夫です。そのため、2ルームテントがあればタープは必要ないでしょう。
結論:必ずしもタープは必要ではない
前述したように、タープが必要な場合は「夏のキャンプ」に多いですが、キャノピー付きテントや2ルームテントを持っている人であればタープは絶対に必要でもないようです。
その他の人は絶対に持っておくべき!ではないですが、タープがあることで自分たちの空間を作ることが出来ますし、様々な用途で大活躍するため、キャンプギアを揃えるのに余裕が出てきてから購入を検討しても遅くないと思います。