みなさん、DECATHLON(デカトロン)というブランドをご存知ですか?
主にスポーツ用品を低価格で提供しているブランドで、キャンプなどのアウトドア用品も低価格で手に入れることが出来るのですが、冬キャンプで使用するシュラフ(寝袋)を探していたところ、破格の約8,700円で冬用のシュラフが売られていたため購入してみました。
FORCLAZ(フォルクラ)TREK 500
引用:DECATHLON
冬用シュラフ(マミー型)といえば1、2万円台もしくはそれ以上することがほとんどなので「寒い環境下でも本当に使うことが出来るのか」実際に使ってみて感じた感想などをお話ししていこうと思います。
使用時の環境について
時期 | 11月上旬 |
当時の最低気温/天気 | 5度/晴れ |
用途 | 車中泊 |
移動中に暖房を少しかけていたこともあり、到着時〜寝るまでの車内は快適な温度で過ごすことが出来ましたが、朝方は気温がぐっと下がり、着替えるのが億劫になるほどの寒さでした。
実際に使ってみた感想
よく眠ることができた
マミー型の寝袋なので、足から頭まですっぽりと覆われて守られているような感覚の中、安心して眠ることが出来ます。布団で車中泊をしていた時は、いつの間にか毛布の取り合いになっていたり、寒くて目覚めることが多かったのですが、今回は朝まで一度も起きることなく爆睡していました。
個人的には、頭が覆われている時とそうでない時とでは、体感温度がかなり変わると感じました。そのためマミー型のような頭の先まで覆われるシュラフは、熱がしっかりと保温されて朝まで暖かさを保ってくれるのでとても良かったです。
厚着をしなくても暖かい
公式のサイトでも「厚着はしないでください」と書かれているように衣類1着で寝ても大丈夫でした。というのも、シュラフは体から発散される熱を保温する働きをするので、厚着をしてしまうと逆に体の熱が衣服に閉じ込められてシュラフも暖かくならないようです。
温度調整がしやすい
マミー型のシュラフには珍しい「ベンチレーション機能(換気)」がついています。
その機能は布団型のシュラフには多いのですが、ファスナーが上下に2つ付いていて、足元だけファスナーを開けることも出来るのです。足元が暑くなって風を取り込みたいとなった時や、直立で寝るよりも足を広げて寝たい人には助かる機能ですね。
少し気になった点
身動きが取れにくい
153cmの筆者にはMサイズがよかったのですが、売り切れていたのでLサイズを購入しました。サイズが大きいので、シュラフの中で寝返りが出来るかなと期待していたのですが、想像以上に密着性が高かったため寝返りを打とうとするとシュラフごとついてきたので重たくて身動きを取るのが難しかったです。
しかし、普段から寝返りを打たなくても寝れるという人であれば全く問題はありません。
サイズについて
- Mサイズ・・・〜170cm
- Lサイズ・・・170〜180cm
- XLサイズ・・・185〜200cm
マットが必要
シュラフ自体が軽いためか、生地が薄いので下にマットや毛布を敷かないと痛いと思います。筆者はジョイントマットとそこまで厚みのない毛布を敷きましたが、それだけで快適に眠ることが出来ました。
ただし、テント内で使用する時には「底冷え」の対策もした方がよいので、毛布やマット・コットなどをあわせて使うとよいかもしれません。
まとめ
一般的な冬用のマミー型シュラフと比べるとお値段がとても安価であったため、機能性について心配をしていましたが、車中泊では何不自由なく使用することが出来ました。
これからますます寒くなっていくため、冬のキャンプでも問題なく使うことが出来るのかを引き続き検証していこうと思います。
快適温度/限界温度 | 0℃/−5℃ |
カラー | ダークアイビーグリーン/ダークセピア |
サイズ | M/L/XL |
素材 | 中綿・裏地ともにポリエステル100% |
洗濯方法 | 洗濯機の使用可 |