カセットボンベを燃料として利用するイワタニのジュニアコンパクトバーナーは五徳の部分とカセットボンベの位置が近いため、輻射熱への対策が必須です。
輻射熱がカセットボンベに長時間当たってしまうと爆発する恐れがあります。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーでできる輻射熱への対策を解説します。
遮熱板を使う
カセットボンベに対する輻射熱を防ぐには遮熱板を使うのが一番です。遮熱板はコンロに被せるような形で使うもので、使用することで輻射熱が直接カセットボンベに当たらないようになります。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーには専用の遮熱板があります。価格も1000円台でで購入できるので持っておくと良いでしょう。
18cm以上の鍋は使わない
メーカーが18cmまでの鍋を使うように推奨していますし、大きい鍋を使うとその分カセットボンベの上に重なる部分が増してしまいます。そうなると、カセットボンベに対して輻射熱が当たる範囲も広くなるため危険です。
もし、長辺だけが18cm以上の鉄板のようなものを置くときには、向きに注意するなどの配慮は必ずしましょう。
輻射熱を発しやすいスキレットや鉄板の利用に注意する
スキレットや鉄板のような鋳鉄製の調理器具は輻射熱を特に発します。そのため、遮熱板などの用意がない場合にはなるべくこれらのものは使わないようにしましょう。
また、鋳鉄製の調理器具ではない鍋でも、煮込み料理などで長時間続けて使用することは避けた方が良いですね。
【まとめ】輻射熱への対策には遮熱板を活用しよう
輻射熱への対策を怠ったらすぐに爆発をするわけではありませんし、実際に私も輻射熱対策をせずにバーナーを使っていたことがあります。ただ、いつ事故が起きてもおかしくないので、常日頃から対策をしておくべきですね。
調理器具や使い方を工夫すること以上に、結局は遮熱板を使用することが輻射熱への対策としては最も効果的です。
どうしても遮熱板を用意できないときには、使う調理器具や使い方に気を配るなどして、事故が起きないような使い方を心がけましょう。