キャンプで電源のあるサイトを利用する場合は、防雨型の延長ケーブルを持参する必要があります。まれにキャンプ場側が用意してくれていることもありますが、ほとんどのところが貸し出しなども行っていません。
防雨型の延長ケーブルは種類も多く、また必要な長さや色など注意すべきポイントがいくつかあるんですよね。
キャンプで使う防雨型延長コードの選び方について、これまでのキャンプ経験をもとに解説します!
キャンプで使う防雨型延長コードの選び方
防雨型延長コードを選ぶ際には以下の3点について注意しましょう。
- 長さ
- 色
- ソケット形状
キャンプで使う防雨型延長コードの「長さ」について
結論から言うと、延長コードの長さは10メートルもあれば十分です。キャンプ場のサイト内の電源からテントやタープなどの中まで持っていくことを想定した長さなので、電源がサイト外にある場合はまた異なります。
日本のキャンプ場のサイトの広さは8メートル×8メートルほどであることが一般的です。そのため、電源がサイト内のどこにあっても、または電源からサイト内のどこまでコードを伸ばしたくても10メートルあれば足りるというわけです。
キャンプで使う防雨型延長コードの「色」について
延長コードは夜になると見えづらくて足がかかってこけてしまう危険性があるので、夜でも見えやすい目立つ色が好ましいです。定番は黄色ですね。
黒のような暗い色だと夜になると全く見えないので、明るい色のコードを選びましょう。
キャンプで使う防雨型延長コードの「ソケット形状」について
延長コードのソケット形状とは、コンセントの差込口部分のことを指します。
防雨型延長コードのソケット部分は一口のものが多いですが、なかには三口のようになっているものもあります。
三口あると同時に複数の機器を接続できるので便利ですが、防雨型延長コードは屋内用延長コードと比べて差し込むのに力がいるので、テント内のような濡れない環境で使うなら一口の防雨型延長コードに屋内用延長コードを繋げるといった使い方をするのも良いでしょう。
延長コードに対して延長コードをつなぐ時にはタコ足配線のようにならないように注意しましょう
キャンプで使う防雨型延長コードの「コードリールの有無」について
コードリールとはコードを巻き取って管理しやすくしたものです。コードが絡まりづらいので使いやすいものの、運搬には幅を取るのでかなり長い延長コードを使わないのであれば必要ないでしょう。
コードリールの中には、雨や砂ぼこりなどの影響を受けやすい屋外用に設計された防雨防塵型で、漏電防止機能も備えた安全性を兼ね備えたものもあります。念には念を入れて安全に利用したいなら、コードリール付きのものでも良いかもしれませんね。
屋内用延長コードは屋外ではくれぐれも使わないように
屋内用延長コードは屋内で使うことを想定されており、屋外用の防雨型延長コードにはついているソケット部分のキャップがついていません。また、屋内用はコード自体の被膜が薄いため濡れたり踏んだりする状況で使うと破れてしまうこともあるので危険です。
そのため、屋内用延長コードは屋内での使用だけにしておきましょう。
防雨型の延長コードは10メートルほどの長さだと1000円台で購入できるので、キャンプで電源を利用するなら一つ持っておきたいですね。